システム開発の虎ノ巻

プロマネ初級者必見!システム開発の鉄板ノウハウをいつでも使える形に!徐々に充実させていきます!

<要件定義のポイント>費用対効果を考える

f:id:tsunetsune7:20200116224231j:plain


要件が多くなりすぎて、コストとの見合いで要件の絞り込みが必要となる場面は、ほとんどのプロジェクトで発生することだと思います。そのような時は当然、重みづけをして優先順位を決めて足切りをしなければなりません。重みづけについては決まりなんてものはなく、それぞれで考えれば良いのですが、例えば「業務に必須か?ただの便利機能か?」「利用頻度は高いか?低いか?」「開発コストは高いか?安いか?」などの要素で判断するのではないでしょうか?

ここで参考になるのは、「業務に必須だけど年に四半期に1回しか使わない」とか、「手作業でも対応可能だけど毎月かなりの工数を使っている」など、要素を組み合わせたときにどうなるかまで詳しく見ていく必要があるということです。あとは、代替手段はないのか?、手作業の方がイレギュラーに強いのでしばらく実装しないで様子を見てから再検討する、などの判断だってあっていいのです。

システム化することでより効果の高い機能ほど優先度を高くする方が、顧客満足度は高くなると思います。費用対効果から見て当然ですね。

あと見逃してはならないのは、コストは初期投資のコストだけではなく、運用保守にかかるランニング費用も考えなければなりません。私の経験ですが、内製開発ではなく外部の大手ベンダーへ委託して新規開発したシステムの場合、初期投資の金額=5年間の運用保守費用って場合が多かったように思います。つまり、スクラッチで新規に開発したシステムに1億円の初期投資が必要だった場合、1年間の運用保守費が概ね2千万(2千万×5年=1億円)でした。

ポイント

効果の高い要件から優先対応した方が、最終的に顧客満足度は高くなる。