システム開発の虎ノ巻

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<要件定義のポイント>ユーザー側に当事者意識を持ってもらう

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ユーザー側にシステム開発基準などが整備されていて、ユーザー側の責任が明文化されている場合は、それを盾にすることができますが、そのようなものがあっても無くても、ユーザーには積極的に意見を出してもらい、決めるという判断をしてもらい、最終的にコミットしてもらわなければなりません。この「決める」ということから逃げる人が多くいます。

組織で揉まれてきた経験から、無意識に責任から逃れるスキルを学んだ人なんだと思いますが、あえて右にも左にも取れるようなことを言ったりする場合も少なくありません。システム側としては、本音では「右ですか?左ですか?決めてください。」とはっきり言いたいところですが、例えば「右の場合はどのようなケースがありますか?」、「左は右とはどのような点で違いますか?」など、オープン・クエスチョンで会話を続けるとよいと思います。

先に述べた言い方が癖になっている人は、きっと言質を取られることが怖いんだと思います。そのような人の中には、「昔は優秀な人だった」と言われるような人も多くいます。おそらく若いころは一生懸命調べて考えて決めてきたとしても、決定権者である上司が手のひら返しで裏切る人だったりしたら最悪で、トラウマになることもあるでしょうしね。

兎にも角にもユーザーにはプロジェクトの当事者として、きちんと認識を持って参加してもらわなければ、その後の工程を順調に進めていくのは難しくなるでしょう。出来るだけ早い段階で、「自分たちが使っていくシステムをこれからシステム部門と一緒に作っていくんだ」という意識を持ってもらえる(植え付ける)ように、ユーザーのマインド・チェンジを図りましょう。

ポイント

・ユーザーに「プロジェクトの仕様を決めるのは自分たちである」というマインドを植え付ける。